ASUS AR / VR両方に対応した5.7型Androidスマホ「ZenFone AR」を発表 スペックまとめ
2017年1月、ASUSが5.7型有機ELディスプレイや2300万画素カメラを搭載し、AR / VRの両方に対応するAndroidスマートフォン「ZenFone AR」を発表しました。
2017年4月、同スマートフォンを日本国内でも発表しました。発売日は2017年6月23日です。
ASUS ZenFone AR
「ASUS ZenFone AR」は、OSにAndroid 7.0 ヌガー、5.7インチの有機ELディスプレイ (2560 x 1440)を搭載したスマートフォンです。グーグルの拡張現実「Tango AR」や仮想現実「Daydream VR」に対応しています。
プロセッサはQualcomm Snapdragon 821 (4コア 最大2.35GHz)、メモリは最大8GB、内部ストレージ容量は最大128GBです。microSDカードスロットを搭載しているので、外部ストレージとしてmicroSDカードでストレージを拡張できます。
メインカメラは2300万画素 (オートフォーカス & 手ぶれ補正搭載)、バッテリー容量は3300mAhです。通信機能は4G LTE、Wi-Fi (2.4GHz / 5GHz)、Bluetoothに対応しています。指紋センサーを搭載しているので、指紋認証機能に対応しています。
4G LTE対応周波数
ドコモ網のBand 1 (2.1GHz帯)、Band 3 (1.8GHz帯)、Band 19 (800MHz帯)、Band 28 (700MHz帯)に対応、プラチナバンドに対応しています。
KDDI au網のBand 1 (2.1GHz帯)、Band 18 (800MHz帯)、Band 26 (800MHz帯)、Band 28 (700MHz帯)に対応、プラチナバンドに対応しています。
ソフトバンク網のBand 1 (2.1GHz帯)、Band 3 (1.8GHz帯)、Band 8 (900MHz)、Band 28 (700MHz帯)に対応、プラチナバンドに対応しています。
2017年6月23日に発売予定となっています。
価格は、
・メモリ6GB + ストレージ64GBモデルが8万2800円 (税別)
・メモリ8GB + ストレージ128GBモデルが9万9800円 (税別)
と予想されています。
スペック
OS | Android 7.0 ヌガー |
ディスプレイ |
5.7インチ 有機ELディスプレイ クアッドHD (2560 x 1440) |
プロセッサ |
Qualcomm Snapdragon 821 (2コア 2.35GHz + 2コア 2.19GHz) |
メモリ | 6GB / 8GB |
内部ストレージ |
64GB / 128GB (microSDカード対応) |
前面カメラ | 800万画素 |
背面カメラ |
2300万画素 レーザーオートフォーカス 光学式手ぶれ補正 電子式手ぶれ補正 ソニー製イメージセンサー |
バッテリー | 3300mAh |
通信機能 |
4G LTE Wi-Fi a/b/g/n/ac (2.4GHz / 5GHz) Bluetooth 4.2 |
その他 |
指紋センサー搭載 モーショントラッキングセンサー搭載 深度センサー搭載 |
空間認識技術 「Tango」
「Tango」は、Googleの空間認識技術のことです。深度センサーやモーショントラッキングセンサーなどの専用センサーを搭載することで、空間の奥行きや被写体の動きを検知できるようになります。
この機能によってAR (拡張現実:Augmented Reality)やVR (仮想現実:Virtual Reality)に対応したゲームやアプリを楽しめるようになります。例としてあげられているのは、カメラで検知した3D空間にドミノを置いて遊ぶといったことや、3D空間に恐竜のモデルを配置するといったことができます。
ゲーム用としてだけでなく博物館などでも活用されるかもしれません。
最後に
ASUSが5.7型有機ELディスプレイや2300万画素カメラを搭載し、AR / VRの両方に対応するAndroidスマートフォン「ZenFone AR」を発表しました。
「ASUS ZenFone AR」は、プロセッサにQualcomm製のハイエンド端末向けSnapdragon 821 (4コア 最大2.35GHz駆動)、メモリ8GBを搭載した高性能・多機能なスマートフォンになっています。
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