IIJmio AR/VR対応の5.7型Androidスマホ「ZenFone AR」を発表 (格安SIM / MVNO)
2017年6月、格安SIM / MVNOの「IIJmio」が、5.7型有機ELディスプレイや2300万画素カメラを搭載し、AR / VRの両方に対応するAndroidスマートフォン「ZenFone AR」を発表しました。
ASUS ZenFone AR
「ASUS ZenFone AR」は、OSにAndroid 7.0 ヌガー、5.7インチの有機ELディスプレイ (2560 x 1440)を搭載したスマートフォンです。グーグルの拡張現実技術「Tango AR」や仮想現実技術「Daydream VR」に対応しています。
プロセッサはQualcomm Snapdragon 821 (4コア 最大2.35GHz)、メモリは6GB、内部ストレージ容量は64GBです。microSDカードスロットを搭載しているので、外部ストレージとしてmicroSDカードでストレージを拡張できます。
メインカメラは2300万画素 (オートフォーカス & 手ぶれ補正搭載)、バッテリー容量は3300mAhです。
通信機能は4G LTE (受信速度:最大600Mbps)、Wi-Fi (2.4GHz / 5GHz)、Bluetoothに対応しています。指紋センサーを搭載しているので、指紋認証機能に対応しています。
4G LTE対応周波数
ドコモ網のBand 1 (2.1GHz帯)、Band 3 (1.8GHz帯)、Band 19 (800MHz帯)、Band 28 (700MHz帯)に対応、プラチナバンドに対応しています。
KDDI au網のBand 1 (2.1GHz帯)、Band 18 (800MHz帯)、Band 26 (800MHz帯)、Band 28 (700MHz帯)に対応、プラチナバンドに対応しています。
ソフトバンク網のBand 1 (2.1GHz帯)、Band 3 (1.8GHz帯)、Band 8 (900MHz)、Band 28 (700MHz帯)に対応、プラチナバンドに対応しています。
2017年6月23日に発売予定です。
端末価格は
・一括払いで7万9800円 (税別)
・分割払いで3350円 x 24回払い
となっています。
スペック
OS | Android 7.0 ヌガー |
ディスプレイ |
5.7インチ 有機ELディスプレイ クアッドHD (2560 x 1440) |
プロセッサ |
Qualcomm Snapdragon 821 (2コア 2.35GHz + 2コア 2.19GHz) |
メモリ | 6GB |
内部ストレージ |
64GB (microSDカード対応) |
前面カメラ | 800万画素 |
背面カメラ |
2300万画素 レーザーオートフォーカス 光学式手ぶれ補正 電子式手ぶれ補正 |
バッテリー | 3300mAh |
通信機能 |
4G LTE (受信速度:最大600Mbps) Wi-Fi a/b/g/n/ac (2.4GHz / 5GHz) Bluetooth 4.2 |
その他 |
指紋センサー搭載 モーショントラッキングセンサー搭載 深度センサー搭載 |
IIJmio SIMの月額料金
タイプD (ドコモ回線)
(2017年6月時点) | データ通信専用SIM | SMS対応SIM | 音声通話SIM |
ミニマムスタートプラン (3GB) |
900円 | 1,040円~ | 1,600円~ |
ライトスタートプラン (6GB) |
1,520円 | 1,660円~ | 2,220円~ |
ファミリーシェアプラン (10GB) |
2,560円 | 2,700円~ | 3,260円~ |
タイプA (KDDI au回線)
(2017年6月時点) | SMS対応SIM | 音声通話SIM |
ミニマムスタートプラン (3GB) |
900円~ | 1,600円~ |
ライトスタートプラン (6GB) |
1,520円~ | 2,220円~ |
ファミリーシェアプラン (10GB) |
2,560円~ | 3,260円~ |
端末代金を分割払いにしている場合は、この表の料金に端末分割払いの金額をプラスしたものが月額料金になります。
空間認識技術 「Tango」
「Tango」は、Googleの空間認識技術のことです。深度センサーやモーショントラッキングセンサーなどの専用センサーを搭載することで、空間の奥行きや被写体の動きを検知できるようになります。
この機能によってAR (拡張現実:Augmented Reality)やVR (仮想現実:Virtual Reality)に対応したゲームやアプリを楽しめるようになります。例としてあげられているのは、カメラで検知した3D空間にドミノを置いて遊ぶといったことや、3D空間に恐竜のモデルを配置するといったことができます。
ゲーム用としてだけでなく博物館などでも活用されるかもしれません。
最後に
IIJmioが5.7型有機ELディスプレイや2300万画素カメラを搭載し、AR / VRの両方に対応するAndroidスマートフォン「ZenFone AR」を発表しました。
「ASUS ZenFone AR」は、プロセッサにQualcomm製のハイエンド端末向けSnapdragon 821 (4コア 最大2.35GHz駆動)、メモリ8GBを搭載した高性能・多機能なスマートフォンになっています。
関連リンク
IIJmio関連記事