レノボ 空間認識技術「Tango」対応のAndroidスマホ「PHAB 2 Pro」を国内で発表 スペックまとめ
更新日:2016年12月02日 - 日本での発売日と価格を追加
2016年6月、レノボがGoogleの空間認識技術「Tango」に対応した6.4型ディスプレイ搭載Androidスマートフォン「PHAB 2 Pro」を発表しました。2016年9月にグローバル展開を開始、2016年12月に日本でも発売となりました。
Lenovo PHAB 2 Pro
「Lenovo PHAB 2 Pro」は、OSにAndroid 6.0 マシュマロ、6.4インチのWQHDディスプレイ (2560 x 1440)を搭載しています。
プロセッサはQualcomm Snapdragon 652 (8コア 最大1.8GHz)、メモリは4GB、内部ストレージ容量は64GBです。microSDカードスロットを搭載しているので、外部ストレージとして最大128GBのmicroSDカードでストレージを拡張できます。
メインカメラは1600万画素 (オートフォーカス & Tango用センサー搭載)、バッテリー容量は4050mAhです。通信機能はWi-Fi (2.4GHz / 5GHz)、Bluetooth、4G LTEに対応、指紋認証機能にも対応しています。
2016年09月にグローバル展開、2016年12月02日に日本国内で発売、価格は4万9800円となっています。
スペック
OS | Android 6.0 マシュマロ |
ディスプレイ |
6.4インチ 2.5Dカーブディスプレイ WQHD (2560 x 1440) |
プロセッサ |
Qualcomm Snapdragon 652 (4コア 1.8GHz + 4コア 1.2GHz) |
メモリ | 4GB |
内部ストレージ |
64GB (microSDカード対応) |
前面カメラ | 800万画素 |
背面カメラ |
1600万画素 像面位相差オートフォーカス 深度センサー (Tango用) モーショントラッキングセンサー (Tango用) |
バッテリー | 4050mAh |
通信機能 |
4G LTE Wi-Fi a/b/g/n/ac (2.4GHz / 5GHz) Bluetooth 4.0 |
その他 | 指紋センサー搭載 |
空間認識技術 「Tango」
「Tango」は、Googleの空間認識技術のことです。深度センサーやモーショントラッキングセンサーなどの専用センサーを搭載することで、空間の奥行きや被写体の動きを検知できるようになります。
この機能によってAR (拡張現実:Augmented Reality)やVR (仮想現実:Virtual Reality)に対応したゲームやアプリを楽しめるようになります。例としてあげられているのは、カメラで検知した3D空間にドミノを置いて遊ぶといったことや、3D空間に恐竜のモデルを配置するといったことができます。
ゲーム用としてだけでなく博物館などでも活用されるかもしれません。
最後に
レノボが型の大画面のAndroidスマートフォン「Lenovo PHAB 2 Pro」を発表しました。プロセッサにSnapdragon 652 (8コア 最大1.8GHz)、4GBメモリを搭載するなどミドルハイクラスのスマートフォン (ファブレット)になっています。
「Lenovo PHAB 2 Pro」は、Project Tango対応のスマートフォンになっていて専用センサー (深度センサーやモーショントラッキングセンサー)を搭載しています。スマートフォンでこれまでとは違った使い方や遊び方ができるようになり、活用の幅が広がるかもしれません。
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