更新日:2015年11月06日
有名なクラウドストレージサービスに「Googleドライブ」「Dropbox」「iCloud Drive」などがあります。
Amazonにもクラウドストレージサービス「Amazon Cloud Drive」があります。
Amazon Cloud Driveとは
Amazonのクラウドストレージサービスです。ウェブサイト、Androidアプリ、iOSアプリで利用できます。
パソコンの場合、Amazon Cloud Driveのウェブサイトでファイルやフォルダの管理をすることになります。
スマートフォン用アプリには「Amazon Cloud Drive」と「Amazon Photos」の2種類があります。「Amazon Photos」は、スマートフォンで撮影した写真の管理用になっています。「Amazon Cloud Drive」では、クラウド上に保存した書類や写真などを閲覧できます。
Amazon Cloud Driveの無料容量は5GBです。
特徴
有料プラン
有料プランは細かく分けられています。ユーザーが使用容量に合わせて選びやすいようになっています。
20GB | 年800円 |
50GB | 年2,000円 |
100GB | 年4,000円 |
200GB | 年8,000円 |
500GB | 年20,000円 |
1TB | 年40,000円 |
値段に関しては、Amazonの20GBプランが年800円です。容量の少ないプランは、取り扱っているサービスが少ないので、少量の有料プランを利用したい場合はAmazonが良さそうです。
Amazonの1TBプランは年40000円、Dropboxだと年12000円です。大容量プランの場合、Amazonだと割高になってしまいます。
他のサービスでは値下げが行われているので、Amazonでも今後、値下げが行われる可能性もあります。
海外での先行サービス
アメリカでは、Unlimited Photos Plan(写真限定で容量無制限)が年11.99ドル(約1450円)、Unlimited Everything Plan(すべてのデータが容量無制限)が年59.99ドル(約7200円)で利用可能になっています。
日本では個人で使える容量無制限プランを提供しているところは少ないです。Amazonが比較的手頃な価格で容量無制限プラン開始すると、それだけでもインパクトが大きそうです。
今後に期待するポイント (2015年12月更新)
基本的にはファイルの編集・管理はすべてウェブサイト上で操作します。以前はPC用のアプリが提供されていたようですが、現在は無くなってしまったようです。
2015年12月に確認したところ、デスクトップアプリ (Windows / Mac)が追加されていました。パソコンからクラウドに保存するファイルやフォルダを管理できます。
写真フォルダ、音楽フォルダなどを一括でアップロードできるので便利です。
最後に
アメリカで容量無制限プランが開始されています。比較的低価格になっているので、日本でのサービス開始が楽しみです。
写真の保存に関しては、Googleが容量無制限(1600万画素までの写真に限り)に保存できるサービス「Google フォト」を開始しています。
スマホで写真撮影が多い人にはGoogleフォトが良さそうです。一方、写真以外のデータが多い人にはAmazonの容量無制限プランが良いサービスになりそうです。日本でのサービス開始が期待されます。
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