クアルコムの次期スマートフォン用プロセッサ「Snapdragon」では、スマホを紛失・盗難した際に不正に使用されないようにする機能「SafeSwitch (セーフスイッチ)」が搭載されるそうです。
端末保護機能「SafeSwitch (セーフスイッチ)」
「SafeSwitch」はスマホを紛失・盗難した際に不正に使用されないようにする端末保護機能です。
専用のチップを搭載することでキルスイッチ機能を実現していて、所有者以外の人が操作できないようにします。持ち主のみが元の状態に戻せるようになっています。
対応のプロセッサは、Snapdragon 430 / 617 / 650 / 652 / 820となっています。
次世代の高性能プロセッサ「Snapdragon 820」
Snapdragonの800番台は、高性能なスマートフォンに採用されています。ソニーのXperia Zシリーズ、シャープのAQUOSシリーズなどでも採用されています。
Snapdragon 820には、新バージョンのGPU(画像処理を担当する部品)が搭載されます。新しいGPUは、従来のものに比べて40%の性能アップと40%の省エネ化がなされています。
セキュリティ面でも「Snapdragon Smart Protect」を搭載しています。Snapdragon Smart Protectは、リアルタイムでマルウェアの検出をおこないます。リアルタイム学習機能がベースになっている行動解析により、データベース未登録の未知のマルウェアを検出することを目的としています。
最後に
クアルコムが次期スマートフォン用CPUに端末保護機能「SafeSwitch」を搭載します。端末を紛失時に、他の人が操作できない状態にすることで、プライバシーを守ることができる機能です。
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