Googleが新興国向けに手がける低価格スマートフォンが「Android One」です。
最初のAndroid Oneが2014年9月にインドで登場しました。まだまだ、市場を圧巻することは出来ていませんが、今後はさらに機種を追加していくようです。
目次
Android One
新興国向けの低価格スマートフォンです。現在のところ、インドメーカーから4機種が発売されています。
Karbonn Sparkle V
スペック
OS | Android |
ディスプレイ | 4.5インチ (854 x 480ピクセル) |
プロセッサ | MediaTek (4コア 1.3GHz) |
RAM | 1GB |
ストレージ | 4GB |
前面カメラ | 200万画素 |
背面カメラ | 500万画素 |
バッテリー | 1700mAh |
microSD | 対応 |
Micromax Canvas A1
スペック
OS | Android |
ディスプレイ | 4.5インチ (854 x 480ピクセル) |
プロセッサ | MediaTek (4コア 1.3GHz) |
RAM | 1GB |
ストレージ | 4GB |
前面カメラ | 200万画素 |
背面カメラ | 500万画素 |
バッテリー | 1700mAh |
microSD | 対応 |
Spice Dream UNO
スペック
OS | Android |
ディスプレイ | 4.5インチ (854 x 480ピクセル) |
プロセッサ | MediaTek (4コア 1.3GHz) |
RAM | 1GB |
ストレージ | 4GB |
前面カメラ | 200万画素 |
背面カメラ | 500万画素 |
バッテリー | 1700mAh |
microSD | 対応 |
Lava Pixel V1
スペック
OS | Android |
ディスプレイ | 5.5インチ (1280 x 720ピクセル) |
プロセッサ | MediaTek (4コア 1.3GHz) |
RAM | 2GB |
ストレージ | 32GB |
前面カメラ | 800万画素 |
背面カメラ | 1300万画素 |
バッテリー | 2650mAh |
microSD | 対応 |
Android Oneの現状
Android Oneの目的は、低価格スマホ分野でGoogle純正のAndroidを普及させることです。
メーカー製の低価格スマホの場合、Android OSに独自のカスタマイズが加えられてGoogleのアプリが搭載されていない場合が多いのが現状です。
インドで販売が開始されたAndroid Oneですが、インドでの販売台数はあまり伸びていません。
最初のAndroid Oneが発売されたのが2014年9月です。2014年9月から2014年12月の4ヶ月間での販売台数は約200万台(Android Oneの部品メーカーの情報)だそうです。同期間のインドのスマホ販売台数は約3000万台です。シェアは10%に届いていません。
Android Oneの今後
2014年9月に発売されたAndroid Oneは$100(12,000円)ほどでしたが、今後は$50(6000円)に狙いを定めていくようです。
あとは、インド以外の国での販売はあるのかが気になります。日本で販売されているスマートフォンに比べると性能は劣りますが、スマホに性能を求めていない人には良さそうです。
最後に
Googleは低価格帯にAndroid One、中価格から高価格帯に「Nexus」ブランドのスマートフォンを発売しています。
日本でも、低価格帯のスマートフォンがSIMフリー機として登場してきています。この中に、Android Oneも加わって、ユーザーの選択肢が増えていってほしいですね。
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