更新日 - 2016年04月30日
2015年12月にAndroid用Chromeブラウザの通信量節約機能「データセーバー」が強化されました。それまでのデータセーバーでも最大で50%の通信量を削減できていました。機能強化によって、通信速度が遅い場合には画像データを読み込まないようにすることで、最大で70%まで通信量を削減できるようになります。
目次
Google Chrome ブラウザ
グーグルが開発しているウェブブラウザです。Windows / Mac / Android / iOSで利用できます。
2008年12月に正式版が公開されて以降、早いスピードで開発が行われています。現在ではバージョン50 (2016年04月)になりました。
Chromeは世界で利用者が多いブラウザです。
2016年03月のモバイル用ブラウザシェアでは、1位 Chrome 45.57%、2位 Safari 32.70%、3位 Android Browser 10.09%でした。
2016年03月のデスクトップ用ブラウザシェアでは、1位 Internet Explorer 43.40%、2位 Chrome 39.09%、3位 Firefox 10.54%でした。
Chromeのデータセーバー
Chromeに搭載されているデータセーバーは、2014年01月にモバイル用Chromeに正式に追加されました。当初は最大で50%の通信量が削減できるようになっていました。
今回の機能強化で、通信速度が遅い場合には画像データを読み込まないようにすることなどで、最大で70%まで通信量を削減できるようになります。まずは、インドとインドネシアで提供が始まるそうです。
データセーバーの利用方法
Android / iOS版は、Chromeブラウザ内の設定からデータセーバーの機能をオンにすることで、同機能を利用できます。
Windows / Mac版は、Chrome ウェブストアから拡張機能「データセーバー」をインストールすることで、同機能を利用できます。
Android版の利用方法
1.Chromeを起動し、画面右上のアイコンから設定ページを開きます。
2. 設定ページの下の方にある「データセーバー」を選択します。
3. このページでデータセーバーのオン・オフを切り替えられます。
iPhone / iPad版の利用方法
iPhone版のデータセーバー機能は2016年前半にサポートが終了しました。
1. Chromeを起動し、画面右上のアイコンから設定ページを開きます。
2. 設定ページの下の方にある「帯域幅」を選択します。
3. 「データセーバー」を選択します。
4. このページでデータセーバーのオン・オフを切り替えられます。
Windows / Mac版の利用方法
1. Chrome ウェブストアでChromeブラウザ用の拡張機能データセーバー (ベータ版)をインストールします。
データセーバー (ベータ版) - Chrome ウェブストアへ
2. インストールが完了すると、ブラウザ画面の右上にアイコンが追加されます。アイコンをクリックすると現れるページから、同機能のオン・オフを切り替えられます。
拡張機能が不要になった場合は、ブラウザの設定画面から拡張機能ページに移動することで、拡張機能のアイコン非表示や削除をおこなえます。
最後に
Chromeブラウザをメインで利用している人で、データ通信量が気になっている人にオススメの機能です。
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