通信内容を暗号化 VPN「Hotspot Shield」は複数の端末で利用できます [iPhone / Android / Windows / Mac]
更新日:2016年05月09日 - Mac用のアプリリンクを追加
2015年09月、世界最大のVPNサービス「Hotspot Shield」からブラウザ用プラグイン版が登場しました。プラグイン版Hotspot ShieldはGoogle ChromeとFirefoxで無料で利用できます。
「Hotspot Shield」では、PCやスマホのデータ通信内容を暗号化することで、データ通信の安全性を高めることができます。
Hotspot Shieldとは
Hotspot Shieldは、VPN (Virtual Private Network、仮想専用回線) によって通信内容を暗号化します。通信内容を暗号化することによって安全にインターネットを利用できるようになります。
無料Wi-Fiなどの暗号化が施されていない場所でも、「Hotspot Shield」を使うことでデータ通信の安全を確保することができます。
他にも、VPNの接続先サーバーを海外サーバーにすることで、通常は現地からでないと接続できないサービスにも接続できるようになります。
海外ではインターネットの閲覧に制限をかけている国もあります。「Hotspot Shield」などのVPNサービスを利用することで、その制限を回避することができます。
プラグイン版「Hotspot Shield」
2015年11月に新たに登場したのが、プラグイン版「Hotspot Shield」です。ChromeウェブストアやFirefox用アドオンサイトで入手できます。
Hotspot Shield Free VPN Proxy - Chromeウェブストアへ
Hotspot Shield Free VPN Proxy - Firefox用アドオンサイトへ
ブラウザにインストール後、「Hotspot Shield」のプラグイン機能をONにすることで利用開始できます。PCのChromeで確認したところ、登録や手続きは無く、インストール完了後すぐに利用開始できました。
また、現在のところプラグイン版には日本サーバーはありません。「アメリカ」「カナダ」「フランス」「オランダ」「デンマーク」の5つのサーバーがあります。サーバーによって速度はあまり変わらないようです。
新機能リリース直後(2015年9月19日)では、どのサーバーも通信速度は3Mbps前後でした。
アプリ版「Hotspot Shield」
「Hotspot Shield」には、Windows用アプリ、Mac用アプリ、iOS用アプリ、Android用アプリがあります。無料版とフル機能の有料版が提供されています。
有料版は、1アカウントで5台まで利用でき、料金は1年3,600円(iOSアプリでの価格)です。有料版では通信速度が速く快適に使用できます。
Windows版は公式サイトで、Mac版はApp Storeで入手できます。
アプリ版「Hotspot Shield」には日本サーバーがあります。他にも「アメリカ」「カナダ」「イギリス」「ドイツ」「インド」など約18のサーバーがありますが、サーバー選択機能は有料版限定です。有料版であれば自由に海外サーバーを選択できます。
最後に
ブラウザ用プラグイン版では、ブラウザ限定でデータ通信内容を暗号化することによって通信内容を守ることができます。アプリ版では、端末全体のデータ通信内容を暗号化することによって端末全体の通信内容を守ることができます。
Hotspot Shieldでは、通信内容を暗号化することで通信内容を保護することができます。データ通信の安全が気になる方、外出先で無料Wi-Fiを使うことがある方にオススメです。
データ通信量の節約に関する記事