Androidスマホ・タブレットの通信量を節約する方法です。
スマホのデータ通信量には、上限が設定されている場合が多いと思います。限られた通信量を快適に利用するために、通信量節約アプリの活用やスマホ本体の設定方法です。
目次
1. 通信量を節約できるブラウザ
1-1. Google Chromeの「データセーバー」機能
グーグルが開発しているウェブブラウザです。
Chromeには「データセーバー」機能が搭載されています。最大で50%の通信量を節約できるようになっています。
また、インドやインドネシアでは同機能が強化され、通信速度が遅い場合には画像データを読み込まないようにすることなどで、最大で70%の通信量を節約できるようになっています。今後、日本などでも最大70%の通信量を節約できるようになるかもしれません。
1-2. Opera ブラウザの「データ圧縮」機能
Operaが開発しているウェブブラウザです。
Opera ブラウザには、データ圧縮機能が搭載されています。
データ圧縮機能は、YouTubeなどの動画サービス、YouTube Musicなどの音楽ストリーミングサービスへの対応が進んでいます。
2. 端末全体の通信量を節約するアプリ「Opera Max」
Operaのスマホ端末全体の通信量を管理・節約できるアプリです。
Opera Maxでは、インストール済みのアプリがどれくらい通信しているのか確認することができ、節約機能をオンにした後はどれくらい通信量を節約できたのかを確認できます。
3. スマホ本体の設定で通信量を節約
3-1. アプリの自動更新を設定する
定期的にアプリのアップデートがあると思います。そのアップデートをWi-Fi経由にすることで、データ通信量を節約できます。
設定方法
1. 「Play ストア」アプリを起動します。
2. Play ストア アプリ内の設定画面を開きます。
3. 「アプリの自動更新」の項目を、「Wi-Fi接続時のみアプリを自動更新する」or「アプリを自動更新しない」に設定します。
3-2. アプリの自動同期をオフにする
Googleなどのアプリ・サービスには、自動で同期をするものがあります。利用していないアプリやサービスの自動同期をオフにすることで通信量を節約できます。
設定方法
1. 「設定」アプリを起動します。
2. 「アカウント」を選択します。
3. 利用していないサービスを選び、同期設定をオフにしていきます。
3-3. バックグラウンドデータを制限する
アプリの中には、バックグラウンドで通信することで、アプリを最新の状態に保っているものがあります。このバックグラウンド通信を制限することで、データ通信量を節約できます。
ただし、バックグラウンド通信を制限することで、アプリによっては利用できなくなる機能があります。クラウドストレージでは自動アップロード機能が動かなくなったり、ニュースアプリでは指定の時間に通知が来なくなったりする場合があります。
設定方法
1. 「設定」アプリを起動します。
2. 「データ通信量」を選択します。
3. アプリがデータ通信量が多い順に並んでいます。その中から、バックグラウンド通信を制限したいアプリを選びます。
4. 「バックグラウンド通信を制限する」をオンにします。
最後に
Androidスマホ・タブレットの通信量を削減・節約するためのアプリと設定方法です。
通信量が上限を超えてしまいそう、上限ギリギリでヒヤヒヤといった方にオススメの設定方法です。
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