更新日:2016年01月03日
iOS 8と一緒に「iCloud Drive」が登場しました。iCloud Driveは、iPhoneを使っている人にとても便利なサービスになっています。
目次
iCloud Driveとは
Appleのクラウドストレージサービスです。
Windows(7以降)、Mac(Yosemite以降)、iOS(バージョン8以降)で利用できます。
iCloud Driveの無料容量は5GBです。
料金プラン
2015年9月から新料金プランになりました。追加容量50GBが月130円、200GBが月400円、1TBが月1300円です。
追加容量 | 月額料金 |
50GB | 130円 |
200GB | 400円 |
1TB | 1300円 |
iCloud Driveの特徴
iCloud Driveの容量は、iCloudバックアップやiCloudメールと共有になっています。ですのでiCloud Driveの空き容量には注意が必要です。
MacとiPhoneでデータを共有
iCloud Driveの機能をオンにすることで、MacのOfficeソフト(Pages、Numbers、Keynote)で作業途中の書類を、iPhoneで閲覧・編集することもできます。
WindowsとMacでデータを共有
iCloud DriveはWindows(7以降)に対応しています。専用ソフトをインストールすることでWindowsとMacでデータを共有することができます。
iPhoneの写真を自動アップロード
iCloudフォトライブラリをONにすることで、iPhoneで撮影した写真をクラウドに自動アップロードしてくれます。
iCloudフォトライブラリでは、iPhoneとPCをケーブルで繋げることなく写真を共有することができます。
Windowsの場合は、Windows PCに専用アプリをインストールする必要があります。Macの場合は、システム環境設定でiCloudフォトライブラリ機能をオンにする必要があります。
iPhoneの設定方法
追加(2015年9月17日)
iCloudフォトライブラリでは、iPhoneやMacなどの端末で写真を削除してしまうと、アップロード済みの写真であっても消えてしまうようです。
iCloud Drive上にはゴミ箱機能などが無いので、完全消去という形になってしまいます。iCloud Driveで写真を削除するときには注意が必要です。(iOS端末側には「最近削除した項目」があります。30日間はデータが残っています。)
iOS 9でApple純正iCloud Driveアプリが追加
iOS 8では、iCloud Driveのデータを管理するApple純正アプリがありませんでした。
2015年9月に登場したiOS 9ではApple純正アプリが追加されました。これからはiPhoneやiPadから純正アプリでiCloud Drive上のデータにアクセス・管理できます。
iPhoneでの純正アプリ表示方法
「設定」 -> 「iCloud」 -> 「iCloud Drive」 -> 「ホーム画面に表示」をオンにすることでホーム画面にアプリアイコンが追加されます。
iCloud Driveの強み・利点
これまでに紹介したiPhone用のクラウドストレージアプリでは、アプリを起動しないと自動アップロードが始まりませんでした。iCloudフォトライブラリでは、アプリを起動することなく、撮影した写真を自動でアップロードは始まりました。
この点が、iPhoneでiCloud DriveやiCloudフォトライブラリを使う強みになると思います。
最後に
今回は、iCloud Driveを紹介しました。
クラウドストレージサービスにも様々なものがありますので、いくつかのサービスを組み合わることで、より便利に活用できそうです。
iCloud DriveはApple製なので、iPhoneやMacとの相性は良さそうです。
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