イヤホンやヘッドホン選びの際のポイントです。
音楽ストリーミングサービスが始まり、スマホで音楽を聴く人も多いと思います。そうした時に役に立つのがイヤホンやヘッドホンです。
再生周波数
イヤホンやヘッドホンが再生可能な音の領域を示しています。
幅が広いほうが、低音から高音まで再生できます。
人は、下は20Hz程度、上は20,000Hz程度を音として感じ取れます。
1000円ほどのイヤホンでも、20Hz〜20,000Hzの領域に対応しているようです。
ハイレゾ (High Resolution)対応のものは5Hz〜40,000Hzに対応しているようです。
ドライバーユニット
ドライバーユニットは音を鳴らす機構のことです。
ドライバーユニットが大きいほど音質が良くなる傾向があるようです。
音圧感度
音圧感度の値が高いほど、音量が大きくなります。
音量に関しては、次の項目で説明するインピーダンスも関係します。
インピーダンス
インピーダンスの値が大きいほど、音量は小さくなってしまいますが、ノイズは減るようです。
音量に関しては、音圧感度と合わせて確認する必要があります。
ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリングでは、周囲の雑音などを打ち消す音を出すことによって、無音に近い空間を作ります。
周囲の音を打ち消してしまうので、外出時の使用には注意が必要です。
ノイズキャンセリング搭載の製品には、オーディオプロセッサが内蔵されています。このオーディオプロセッサの性能が、ノイズキャンセリングの性能、値段にも反映されてきます。
優秀なノイズキャンセリング搭載の製品は、値段も高くなってしまいます。
ワイヤレス (Bluetooth)
ワイヤレスなので、ケーブルが絡むといった煩わしさがありません。一方でバッテリー切れの心配があります。
その心配を少しでも小さくするために、Bluetoothはバージョン 4.0かそれよりも最新のものをオススメします。
バージョン4.0では、従来のバージョンに比べて大幅な省電力化がされているのでバッテリー持ちが良くなります。バージョン4.0は2009年に登場したので、最近の製品ではほぼ対応していそうです。
また、コーデック (音声データを転送するときの圧縮・展開するための規格)が、「AAC」や「apt-X」に対応したものがオススメです。
従来からある「SBC」に比べて、高音質で低遅延です。映像と音がズレるといったことが少なくなると思います。
スマホ側の対応状況
iPhone 4以降でAACに対応していることを確認しました。
Xperia Z1以降でAACに対応していることを確認しました。
最新のモデルでは、ほぼ対応していそうですね。
最後に
イヤホンやヘッドホン選びのポイントとして、カタログに記載されてある項目を解説してきました。
今回いろいろと調べてみて、どうも「良い音とは、自分好みの音」のようです。ですので、お店などで音を実際に聴いてみながら選ぶのが良さそうです。
関連記事